お知らせ
投稿日:2022年10月4日
中小企業の為の生コンクリートに関するカーボンニュートラル・リサイクルシステムの構築、及び組合員工場での実用化に向けた研究開発
昨今、生コンクリートは最先端技術であるカーボンニュートラル・リサイクルシステムの構築が可能な建築資材として、業界から注目されています。
それに伴い、産官学によるプロジェクトが国家支援の下でスタートしており、多くの研究成果が報告されていますが、新技術の採用には資金や設備等の高い壁があり、中小企業が簡単に着手できないのが現状です。
その打開策として、大阪広域生コンクリート協同組合はカーボンニュートラル・リサイクルシステムに関して以下のことに取り組みます。
- 建設業界全体で行われてきたプロジェクトの成果に対して、中小企業での実用化を目指した「生コンクリート業界が一丸となった改良研究」
- 産(生コンクリート工場)官学が連携して行う「実用化に向けた研究開発」
- カーボンニュートラル・リサイクルシステム以外に関して「スケールメリットのある研究テーマについて意欲的に研究開発」
開発した技術・製品は組合員全社の資産となり、全組合員工場で採用が可能となります。
また、個社ではなく協同組合全体で研究を行うことで研究開発費の負担が軽減されます。
上記を「(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト」と題し、目標達成のプロセスとして南港に新しい研究施設を建設します。