Innovation

資源循環型コンクリート
” 再強コンクリート”

大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト
において
基礎躯体等に約1,000m3の『再強コンクリート』
を実装予定(2024年1月頃)

スクラップアンドビルドが増え続ける日本の建築現場。
その構造物の解体で発生する廃材を資源循環出来ないだろうか・・・という課題に大阪広域生コンクリート協同組合は真正面から取り組みました。
中間処理業者と提携し研究を重ね、資源循環型コンクリート『再強コンクリート』の開発に至りました。

『再強コンクリート』は建築構造物等の解体で発生したコンクリート塊を破砕、粒度を整えた再生骨材を用いて製造した再生骨材コンクリートです。

  • 1解体現場
    原コンクリート
  • 2中間処理業者
    再生骨材の製造
  • 3生コン工場
    再生骨材コンクリートの製造
  • 4建設工事

再強コンクリート普及への課題

しかし、『再強コンクリート』は環境配慮、資源循環に資する材料でありながら、普及していないという課題があります。
その原因は、

  • コンクリート用の再生骨材を製造する業者が少ない
  • 再生骨材の製造コスト
  • 再生骨材コンクリートの品質管理が困難
  • 再生骨材コンクリートの実績が少ない(研究開発の遅れ)
  • 社会的要求がない
  • 再生材ということで敬遠される etc.

再強コンクリート普及への取組み

  • 中間処業者と提携し、再生骨材コンクリートを『再強コンクリート』、再生骨材を『再強骨材』と称して研究開発を実施。2024年1月頃に数工場で実装。
  • 中間処業者は、大阪広域生コンクリート協同組合が指定する品質の『再強骨材』の製造を担う。

大阪広域生コンクリート協同組合は、『再強骨材』および『再強コンクリート』のスペックを確認し、加盟する生コン工場で製造し販売するモデルを構築。

再強骨材の品質

  • JISの再生骨材には3種類のスペックが規定されているが、製造コスト・製造性・製造時のロス等を考慮し、再生骨材Lの規格を採用
  • 再生骨材Lの規格を満足するものを再強骨材として『再強コンクリート』に使用

  • 構造体用には、再生粗骨材を30%~50%置換して使用(再生骨材コンクリートMの規格に適合)
  • 非構造体用には、再生粗骨材を100%、今後、再生細骨材の使用も想定(再生骨材コンクリートLの規格に適合)

この度の
大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクトに『再強コンクリート』を使用します。