お知らせ
投稿日:2022年11月25日
既存杭撤去工事の現地視察
工期:2022年10月~2023年3月
工法:オールケーシング方式
2022年10月現在、南港では(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト建設に伴う既存杭撤去工事が始まっています。
建設予定地には、既存杭が多数埋まっています。
今回の撤去工事では、新しい建築物の杭と重なる杭のみを撤去します。
また、事前掘削と測量により、撤去が不要な杭は無いか再度入念に調べ、費用の削減と工期の短縮を目指しています。
・杭撤去作業工程
1.既存杭の埋まっている場所を事前に掘削し、実際の杭の位置を測量
2.再度土を被せ、既存杭の位置・新しい杭の位置をマーキング
3.既存杭と新しい杭の中間をケーシングで削孔
4.既存杭の半径から土を含んだ部分を削孔後、土部分にくさびを打ち込む
5.くさびを打ち込んだ状態でケーシングを回転させ、全長約40メートルの杭を段階的に細かく粉砕していく。
6.粉砕された杭を撤去し、流動化処理土で穴を埋め戻して土台を整える。
10月28日、現地視察を行った際は、ちょうど一本目の杭撤去作業が始まったタイミングで、現場監督の村上氏が丁寧に説明して下さいました。
来年の本工事に向けて着々と準備が進んでいます、随時情報を公開していきますので、次回の報告をお待ち下さい。