お知らせ

投稿日:2023年5月1日

(仮称)大阪広域協組先端技術研究開発プロジェクト 着工記念祝賀会が行われました。

2023年4月12日、起工式 式典、着工記念祝賀会を挙行しました。
起工式、着工記念祝賀会と2回に分けてご報告しています。
後半は着工記念祝賀会の様子をお伝えします。

起工式の後、ハイアットリージェンシー大阪で着工記念祝賀会が開かれました。
会場内では、完成予想のパース映像が流れ、檀上横には1/200の模型が設置されていました。

開会の後、まず初めに、施主である当協組理事長 木村 貴洋の挨拶がありました。

1994年大阪広域協組発足から30年目に入りました。ここまで大きく成長したきっかけは2015年の大同団結です。そして2016年の共同販売事業のスタートから現在まで約4782万㎥の出荷実績を達成し、それにしっかりと価格もついてきたのは、ここにいる61社の登録販売店の皆様のお陰であり、広域協組組合員を代表して厚く御礼申し上げます。

登録販売店はじめ、セメント、輸送、骨材、混和剤等、関連業界の皆様と歩み、積み重ねてきたものがこのプロジェクトの原動力となりました。

設計は㈱梓設計、施工は㈱フジタの最強タッグに、近畿産業信用組合、徳島大正銀行の二行の財政の支援を合わせ2025年4月の竣工を目指しプロジェクトが進んでいきます。

また、現在は、私たちが30年目の節目から新たに取り組んでいる、時代を変える次世代のリサイクルコンクリート「再強コンクリート」のプロジェクトへの採用に向け、技術部を中心に調整が行われています。

そして、本日お越し頂いている奈良・京都・和歌山・滋賀の協組・工組の皆様と完成した施設を拠点に、共に発展していければと思っています。

さらに、2025年の大阪万博、そして今朝の新聞では、大阪のIR事業に政府の許可が下りる旨の記事が載っていました、開業は2029年です。私たちは、官民一体となって大阪の発展に貢献していきます。

次世代の生コンクリート業界を目指し、これからも共に寄り添って進んでいきましょう。

と,これまでの感謝と未来への抱負を述べました。

続いて来賓祝辞として近畿産業信用組合 常務理事本部長 康本 豊氏、

株式会社徳島大正銀行 常務取締役 田中 義人氏

両名にご挨拶頂きました。

UBE三菱セメント株式会社 執行役員大阪支店長 山岡 朋宏氏による乾杯の音頭とともに歓談がスタートしました。

歓談中には会場に届いた祝電の披露がされました。

祝電披露に続き、設計者の株式会社梓設計 代表取締役社長 有吉 匡氏、

施工者の株式会社フジタ 代表取締役専務執行役員 浅川 正幸氏

に、ご挨拶を頂きました。

中締めの挨拶で地神副理事長は、

本日はお忙しい中、また足元の悪い中お越しいただきありがとうございました。実は、私が8年前大阪に出てきて、大阪広域協組の立て直しのために今の正副理事長と話をしている時、すでにプロジェクトの構想は出ていました。

大同団結を経て、規模だけでなく名実ともに日本一になるために私たちが取り組んだ事、それは業界全体の経済の立て直しです。

工場の利益ではなく、まずは販売店の利益から、そして紆余曲折あり、今日の盛大な起工式をむかえられたという事は、百点満点とは言えないながらも、手前だけの利益にとらわれず業界全体を深く見据え、経済の回復に注力してきた結果であると感じています。

また、2年後にはセメント、骨材、輸送、混和剤メーカーをはじめ関連業界全体を見据えた価格改定を行う見通しです。販売店各社の皆様には、引き続きのご理解ご協力をお願いします。

と、述べました。

最後に、ご来賓の皆さまのご健勝とご多幸、そして大阪広域協組の発展を祈念し、一本締めをもって祝賀会は閉会しました。